常設展示
12 出口
存問から極楽の文学へ
「音楽は尚ほ
続きをり」原稿
昭和21年6月
「音楽は尚ほ
続きをり」掲載号
「苦楽」
昭和21年7月号
小諸疎開中の
虚子から
岡安迷子宛葉書
昭和21〜22年
「森田愛子七周忌法要寄せ書き」
昭和二十七年9月
山中温泉の芭蕉翁滞留記念第一回俳句大会に招請された虚子は、ついでに三国虹屋、故愛子居を訪れ、七周忌を修した。
何となく永久が助音に露時雨
虚子
心とは何の心ぞ供華野菊
鹿郎
記憶濃く或ひは薄く紅葉恋う
柏翠
繰上げて愛子忌修す初時雨
慈童
秋の蝶飛び法会のまたつゝき
積翠
句碑を見て独りうなづき秋風に
立子
吹きもまれをり露草も赤のまゝも
桜坡子
今朝散りし萩を愛子の母惜しむ
杞陽
吹かれゐる野菊のそばの憩い海女
播水
秋時雨去れば虹立つこともあらん
年尾
森田愛子
七周忌法要
寄せ書き
昭和27年9月
12 出口