第一回 「虚子と兵庫」



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「目に慣れし花の明るさつゞきをり汀子」

昭和40年4月」

書簡

正岡子規筆虚子宛

明治28年8月9日付



「仰ぎ見し帰雁のつばさゆるやかに年尾」

昭和14年6月




扁額

「咲き満ちてこぼるゝ花もなかりけり虚子」

昭和3年

扇子(額装)

「は本なるいろは文庫や春の雨虚子」




突羽根帖
(古屋敷家蔵)

昭和23年

 

 


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