「日本派」特別展講演会開催


 


去る平成14年10月26日(土)、虚子記念文学館多目的ホールにおいて、当館主催事業「「日本派」特別展講演会」を開催いたしました。

 講師に和田克司先生(大阪成蹊女子短期大学教授)と角光雄先生(俳誌「あじろ」主宰)をお迎えし、和田先生には「子規晩年の文学−「仰臥漫録」が語りかけるもの−」と題して今夏当館で公開いたしました正岡子規直筆日記「仰臥漫録」についてお話をしていただきました。角先生には「大阪の日本派俳人 青木月兎書簡考」と題しまして、現在開催中の「日本派企画展U」において公開中の青木月兎の書簡(角先生及び俳句文学館蔵)についてのお話をしていただきました。
 当日は、あいにく冬めいた空模様となりましたが、多くの方々にご来館いただき、両先生とも、時にはユーモアを交え、また感情をこめてお話をしてくださり、とても心に残る講演会となりました。

「子規晩年の文学−
「仰臥漫録」が語りかけるもの」
和田克司先生
(大阪成蹊女子短期大学教授)

「大阪の日本派俳人
 青木月兎書簡考」
角光雄先生
(俳誌「あじろ」主宰)



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